錦江湾と桜島

鹿児島に拠点を出して1年が過ぎました。

鹿児島と大阪、東京を行き来しながらの1年でしたが、徐々に鹿児島の気質を肌で感じ取れるようになったかなというところです。

日本の最南端(沖縄県を除く)の鹿児島県に身を置くと、日本に対する見方も変わったように思います。

幕末のころ、この地から多くの志士が誕生したことに思いはせながら桜島を眺めると、何か心が躍るようなエネルギーを感じます。

海や川、山などの自然が身近に感じられる地方都市は、人間らしくしかも便利に暮らせるという意味で、最高の住環境ではないかと思います。

さて、鹿児島は食の宝庫といってもよいぐらい、あらゆる食材が豊富に揃っています。

この大きな食のポテンシャルを基にした新事業を探っています。

これから我が国は、食糧に関する問題が大きくなると考えられます。

今は海外から輸入できていますが、どんな世界情勢の変化が起こるとも限らず、突然、輸入が途絶えるということもありえます。

また、円がどんどん安くなり、輸入コストも跳ね上がっています。

食という人間が生きる上において最も基本的な問題に、もっともっとフォーカスしなくてはならないのではないでしょうか。

こうした問題を考えるにあたっては、食の一大産地であるこの鹿児島及び九州で動き始めるのが最適だと考えています。

事業のキーワードはいろいろあります。

食糧自給、地産地消、有機栽培、無農薬、自然栽培、安全性、品質管理、環境、自然災害、生産技術、生産人口、物流など。

また、6次産業化の道もあります。

これらに対して、どのようなアプローチができるか・・・。

桜島からパワーをもらいつつ、これからも精力的に動いてまいります。

ありがとうございます。

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