食の未来を見つめて
このたび、食に関する展示会に参加し、わが国で現在議論されているさまざまな食の課題について学ぶ貴重な機会を得ました。
展示会では、食を取り巻く多様な分野において、将来を見据えた研究や取り組みが進められている様子が紹介されており、私自身、大きな刺激と深い示唆を受けました。
人が生きる上で最も根本的で切実な課題は、「安全で、栄養価の高い食を、安定的に得ること」に他なりません。
わが国では、長年にわたり食料自給率の低さが問題視されていますが、これは単なるカロリーの確保にとどまる話ではありません。
成長し、健康を維持し、豊かな生活を送るために、私たちの身体と心を支える「質の高い食」をどう確保していくのか――この視点こそが今、改めて問われています。
こうした認識のもと、弊社では今後の新たな事業展開の一環として、「食」に関する情報提供サービスの立ち上げを検討したいと考えています。
具体的な展開はこれからですが、弊社の強みであるコンサルティングリサーチ力を活かし、例えば、「食の未来を見据えた価値ある情報を社会に発信していく」――そのような取り組みに、グループ全体で挑戦できればと考えています。
少しでも、明るい日本の未来に貢献できるように!